こんにちは、マウリスです。
みなさんは運動会や発表会など、お子さんの頑張っている姿をどのように収められていますか?
マウリス家では僕と妻で一眼レフとビデオカメラを分担して子どものイベントを動画と静止画の両方で子どもの成長を収めるようにしています。
ビデオカメラはSONYのFDR-AX45という機種を使っているのですが、つい先日子どもの発表会で録画開始5秒後から中盤までまったく録画できていないという失態をおかしてしまいました…。
ちゃんと最初に録画ボタンを押して冒頭5秒間は撮影できていたのになぜ?!とだいぶ焦りましたが、実はコレ、ビデオカメラの液晶モニタを動かしたときに間違って液晶画面の録画ボタンを押してしまってたからなんですね。
撮影開始のときに録画ボタンを押したのに
- なぜか途中で録画が止まっている!
- 最後まで撮れていなかった・・・
僕と同じようにこういった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事ではSONY製ビデオカメラ FDR-AX45で起こる液晶画面の誤タッチによる「撮れていなかった!」現象の原因と対策について説明していきます。
一度きりのわが子の晴れ舞台、ミスしないでしっかり記録に残したいですよね。
他のパパママには僕のような苦い経験をしないでほしいと願っています。
本記事の内容
- ショック!冒頭5秒~発表会中盤まで録画できていなかった
- 録画できなかった原因 ~タッチパネル誤操作~
- 誤操作を起こさない対策
- まとめ
この記事を書いている僕は、一眼カメラ歴5年、Instagramに一眼レフやミラーレス一眼で撮った写真を130件投稿しています。
ビデオカメラは2020年7月に購入し、使い始めてまだ5ヶ月のビデオカメラ初心者です。
1.ショック!冒頭5秒~発表会中盤まで録画できていなかった
今回、子どもの発表会の様子を収めようと買ってからの2度目のビデオカメラ撮影に挑みました。
会場入りしてカメラを自立型一脚にセットし、画角を調整、録画ボタンを押したあとは子どもの頑張っている姿をほほえましく眺めていましたのですが、ふと確認のためビデオカメラの液晶画面を覗くと、画面上部に違和感のある「スタンバイ」の文字が。
「ん?スタンバイになってる・・・?」
一瞬何が起こっているのか理解できませんでした。
慌てて録画ボタンを押しましたが時既に遅し。
録画再開できたのは発表会中盤~最後の約半分。。
半分しか録画できなかったと落胆しながら家に帰ったのですが、いざ録画ファイルを確認してみると、カメラをセットしたあとの冒頭の5秒ほどは録画できていたことがわかりました。
ということは、一度録画スタートしたあとに何らかの理由で録画ストップしたということになります。
冷静に撮影開始からの動作を振り返ってみると心当たりがひとつありました・・・。
2.録画できなかった原因
今回録画が途中で停止してしまっていた理由として考えられる原因、それは「ビデオカメラの液晶画面を角度調整したときに画面内の左下に配置されている録画ボタンを誤ってタッチしてしまった」ことです。
ではなぜ録画ボタンを誤ってタッチしてしまったのか、具体的に解説していきます。
(1)液晶画面を回転させるときの左手親指の位置
僕が使っているSONY FDR-AX45をはじめ右手でボディを持って撮影するハンディタイプのビデオカメラの場合、液晶画面を開いたあと画面の角度調整は左手で液晶画面を回転させます。
そのとき左手で画面を回転させようとすると、どうしても親指が画面の下側にきます。
ある程度液晶画面の外枠がありますが、手や指が大きいと画面を触ってしまう可能性があります。
(2)液晶画面の録画ボタンが画面左下に配置されている
だいたいどのメーカーも録画ボタンといえば
①本体を持った時の右手親指の位置に設置されている物理ボタン
②液晶画面内のタッチボタン
の2種類があります。
今回録画停止してしまった原因はこの②液晶画面内のタッチボタンでした。
SONYのFDR-AX45という機種はこの液晶画面内のタッチボタンが画面の左下に配置されているんですね。
写真の「●」という赤丸のボタンです。
録画ボタンがこの位置だと、先ほどの手を添えた画像と同じように画面を回転させるときの左手親指の位置に一番近いですよね?
(1)の液晶画面を回転させるときの親指の位置と(2)の画面内の録画ボタンの位置、この二つが重なったことで録画ボタンの誤タッチをしてしまい、意図しない録画停止をしてしまったというわけです。
しかもこの日の発表会は保護者の会場入りから開演まであまり時間がなく、カメラ設置をしていたらすぐ始まってしまい心理的にも焦っていたのでより誤タッチを生じやすい条件が重なってしまっていたんだと思います・・・。
3.録画ボタンの誤タッチを防ぐ方法
次にまた同じ失敗をしないために調べてみたところ、今回の誤タッチを防ぐ対策方法がありました。
それは画面表示設定を「入」にすることです。
画面表示設定は録画方式や手ブレ補正などの撮影設定情報を常に画面内に表示させるかどうかを選ぶ設定なのですが、デフォルトではオートになっています。
オートの状態だと撮影設定情報が一定時間表示されたあとに消え、録画の「●」とズームインの「T」、ズームアウトの「W」のタッチボタンが表示されてしまいます。
しかし、この画面表示設定を「入」にすることで録画中も常に撮影情報を表示するようになるので、録画のタッチボタンが表示されなくなるのです!
設定手順
それでは具体的な設定手順を説明していきます。
1.電源を入れた状態で「MENU」ボタンを押す
液晶画面を開いて電源をONにし、画面左上に表示される「MENU」ボタンを押します。
2.カメラ・マイク を選択
「カメラ・マイク」の項目を選択します。
3.撮影補助 を選択
画面左側の縦にならんだアイコンのうち、ビデオカメラの右上に+マークが付いたアイコンを選択します。
4.画面表示設定 → 「入」にする
画面表示設定はデフォルトではオートになっていますので、これを「入」にします。
これで設定変更は完了です。
5.録画ボタンが表示されなくなった
設定変更した後に録画をしてみると、画面左側に録画の「●」ボタン、ズームの「W」/「T」ボタンが表示されなくなりました。
これでもう間違って録画ボタンを押してしまうことはなくなりました!
録画ボタンは表示されなくなったけれど、今度は画面左下に表示されている再生ボタンのような「▷」マークのアイコンを押してしまいそうじゃないか?
そう思ったあなた、ご心配にはおよびません。
この写真の通り、録画中にこのボタンを押しても機能しませんので録画が止まってしまうことはありません!
液晶タッチボタン非表示によるさらなるメリット
液晶画面のタッチボタンを非表示にしたことでズーム操作と録画・停止の操作は物理ボタンでしか操作できなくなり、少し不便になるのではないか?と思われる方もいるかと思います。
確かに操作の選択肢は少なくなりますが、手持ち撮影の場合、タッチボタンを使わないことで手ブレを防げるというメリットがあります。
液晶のタッチボタンが画面の左端にあるため、左手でタッチするとどうしてもカメラが不安定になり手ブレしやすくなります。
ですが物理ボタンならボディを持つ右手だけで操作することで左手を使わないので、カメラが安定し手ブレの少ない見やすい映像を撮ることができるのです。
いいことづくめですね!
まとめ
今回はSONYのビデオカメラ FDR-AX45の液晶誤タッチによる録画停止を防ぐ方法をご紹介しました。
画面表示設定を「入」に設定してタッチパネルの録画ボタンを表示させないことで「撮れてなかった…。」を防ぐことができます。
今お使いのあなたも、これから買って使うあなたもまずはこの設定をして録画ミスをなくしましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。